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向き合い続ける

  • keiokarate
  • 5月21日
  • 読了時間: 2分

平素より大変お世話になっております。総合政策学部2年長谷川美晴と申します。

慶應義塾大学体育会空手部に入部してから1年経ち、空手人生においても15年目のスタートを迎えようとしています。私はこの1年間自分自身と向き合い続ける時間を意識的に作るよう心がけてまいりました。昨年の3月より大学の空手部の練習に参加し、最初の遠征となった近畿大学での練習では高校と大学における組手の違いに驚いたとともに、これまで積み上げてきたものが通用しないように感じ、負け続け、悔しかった記憶が今でも残っています。そこから自分自身の組手スタイルと徹底的に見直し、「今の自分に足りないものは何か」「勝つためには何をすべきか」「どんな意識で練習に取り組むべきか」を常に考え、実践してまいりました。現在も自分のスタイルと向き合うことはもちろん、試合前には対戦校の分析をし、同期とともに自分の強みをどう生かすかを話し合いながら日々練習に励んでおります。

私はもともと負けず嫌な性格で、負けては落ち込み、自分の長所さえも見えなくなることもありました。しかしながら、この慶應義塾體育會空手部に入部してから「負け」すらも前向きに捉え、受け止められるようになっています。こうした心の変化は、日々ご指導くださるコーチの方々や、出会えた同期・先輩方のおかげです。試合は「楽しむ」ことを最優先に考え、うまくいかない時には「できる自分」をイメージすることを技術面だけでなく、空手との向き合い方についても日々多くことを学んでいます。

やはり勝負の世界において負ける度に悔しさを感じては、もっとできたのではないか、もっと頑張れたのではないかと自問することもあります。しかし、勝った試合も、あと一歩でメダルに届かなかった結果も、怪我をした経験も、すべてが自分自身の糧であると受け止めております。昨年度の結果に満足せず、更なる高みを目指し、勝利を素直に喜べるよう自分自身と向き合い続け、日々努力いたします。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします

 
 
 

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