私の原点
- keiokarate
- 6月25日
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平素より大変お世話になっております。
このたび、副務を務めさせていただくこととなりました、徳山愛乃と申します。
私は昨年4月にマネージャーとして空手部に入部いたしました。入部を迷っていた頃、見学のために蝮谷道場を訪れた際、足を踏み入れた瞬間にまるで故郷に帰ってきたかのような温かさを感じたことを今でも鮮明に覚えております。小学一年生の冬より幼稚舎空手同好会で稽古を始めた私にとって、空手部は単なる部活動を超えた、かけがえのない存在です。これまで多くの思い出と学びをいただいてきた空手部に、今こうして恩返しできる立場になったことを大変光栄に思っております。
幼稚舎時代、初めて参加した寒稽古では、当時の大学生の先輩方の気迫に圧倒され、強く印象に残っています。現在は自分自身が大学生となり、幹部として空手部の運営に関わらせていただいていることに、深い感慨を覚えます。今年の寒稽古では、幼少期にお世話になったOBOGの先輩方と再会する機会にも恵まれ、大変嬉しく感じました。
現在は、マネージャー業務の中でも主に財務・会計を担当しております。入部当初は右も左も分からない状態ではありましたが、資金の出入りを管理するだけではなく、より効果的な活用方法を模索する過程にやりがいを感じております。また、多くのご支援をいただいていることを日々実感し、その責任の重さを胸に業務に取り組んでおります。
また、部員から精神的な相談を受けることもあり、常に寄り添い、少しでも不安を軽減できるような存在を目指しております。選手が日々の稽古に前向きに取り組めるよう、モチベーションを支える役割も果たしていきたいと考えております。
入部から一年を経て幹部という大きな責任を担うこととなり、未熟な点も多々あるかと存じますが、幼少期よりお世話になってきた空手部への感謝を胸に、ひとつひとつの業務に真摯に向き合ってまいります。後輩たちからも信頼される存在となれるよう、日々努力を重ねております。
副務およびマネージャーとして、今後困難に直面することもあるかと存じますが、私の原点である慶應の空手部に恩返しができるよう、全身全霊で部員を支えてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
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