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団体形

  • keiokaratemanager
  • 10月16日
  • 読了時間: 2分

今年、私は「団体形」に挑戦するつもりで日々練習に励んできました。

私はまだ2年ですが、慶應空手部は女子選手の人数が少なく、団体形を組める機会は非常に限られています。その中で仲間と共に挑戦できるこの機会を、何よりも大切にしようと取り組んできました。

昨年は私自身の怪我で出場することができなかった分、今年こそはという強い気持ちで、「絶対に優勝して全日本に出場する」という目標を胸に、毎日の稽古に全力で取り組んできました。


ほとんど形の経験がないメンバーもいましたが、全員が真剣に努力を重ね、練習を重ねるたびに団体形としての完成度が目に見えて高まっていきました。呼吸を合わせ、動きをそろえ、一体感が生まれていく過程は本当に楽しく、充実した時間でした。

「このチームならいける、ワンチャンあるかもしれない」そう思えるようになっていた矢先、メンバーの怪我により、関東団体への欠場が決まりました。あまりにも突然のことで、受け止めるのに時間がかかりました。

「なんのためにここまで練習してきたのか」「これから何を目標に頑張ればいいのか」そんな思いが頭の中をぐるぐると回り、昨年も怪我で出場できなかったことを思うと、その喪失感はとても大きいものでした。


しかし、立ち止まっていても何も変わりません。前を向いて進むしかないと自分に言い聞かせました。

これからは、来年の関東個人優勝、そして全日本優勝を目標として努力を重ねていきます。悔しさや悲しみも、すべて力に変えていくつもりです。どんなに辛くても挫けずに、稽古を積み重ね、いつかこの経験が自分を強くしたと胸を張って言えるように。

そして、来年「諦めずに頑張ってきてよかった」と心から思えるように、最高の景色を見られる日まで進み続けますので、今度ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 
 
 

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