挑戦
- keiokarate
- 6月18日
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商学部4年、體育會空手部副将の関右京と申します。
私が空手と出会ったのは幼少期、父と一緒に短い期間ながら親子空手に取り組んだことがきっかけでした。当時は技術的な理解などは乏しかったものの、父と共に体を動かすその時間は今でも記憶に残っています。そしてその経験が、後の私の人生において大きな意味を持つことになったと思います。
慶應義塾志木高校に進学してから、上記の事をきっかけに空手部に入部いたしました。高校では主将を務め、部員と切磋琢磨する中で、勝利の喜びも、敗北の悔しさも全身で感じることができました。特に最後の引退試合では、自分の不甲斐なさを実感し、大学でもう一度、本気で空手に向き合おうと心に決めました。
大学では、志木高校時代からお世話になっていた先輩方に支えていただき、また日々の練習において多くの刺激を受けました。レベルの高い稽古、厳しい試合、そして支えてくださるOB・OGの皆様の存在。すべてが私を成長させ、空手に対する思いをより強く、深くしてくれました。
副将という立場を任されてからは、自分の成績だけでなく、部全体の士気や方向性にも目を向けるようになりました。苦しいことも多くありますが、「高校時代の悔しさを繰り返したくない」、そして「支えてくれる人々に恩返しがしたい」という思いがございます。
空手は個人競技のようでありながら、実は人とのつながりによって成り立っていると感じました。指導してくださる先輩方、仲間として共に汗を流す部員たち、応援してくれる家族。そして、空手を通じて出会ったすべての人々の存在が、私の挑戦を支えてくれていました。
私は、大学生活の締めくくりとして、悔いのないよう全力で挑み続けます。この挑戦は、過去の自分を乗り越えるためのものであり、未来の自分に誇れるものにしたいです。そして、何よりもこれまで支えてくれたすべての方々への感謝を形にする、私なりの「恩返し」だと考えています。
空手を通じて学んだ覚悟と誠意を胸に、最後まで挑戦を続けてまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
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