細き流れも大河となる
- keiokarate
- 9月20日
- 読了時間: 2分
平素より大変お世話になっております。法学部法律学科1年の奥定知之晋です。
この度、私を含む形選手7名は、今月10日から14日まで沖縄の拳龍同志会道場にて稽古に励んでまいりました。
これまでも、コーチの方や先輩方からいただいたアドバイスで、自分の形が急に良くなる経験は何度かありました。しかし、今回の沖縄遠征では、そうした変化が連続して起こり、非常に有意義な時間を過ごすことができたと感じております。
軸を残す、肩甲骨の可動域を広げる、など一つひとつの細かい動きに焦点を当てて指導をいただきました。日々の稽古で意識はしているものの、なかなか修正しきれなかった部分に集中的に取り組む中で、学んだことがあります。それは、たった一つの小さな身体の操作を変えるだけで、技のスピード感や絞りが格段に向上するということです。
この経験を通して、形という競技の奥深さを再確認することができました。大きな変化は、決して大掛かりな練習から生まれるのではなく、日々の積み重ねの中にある、わずかな気づきと修正の連続によってもたらされるのだと学びました。
また、技術的な成長だけでなく、チームとしての絆もさらに強固なものになりました。夏合宿では困難を乗り越える中で団結力を高めましたが、今回の沖縄遠征では、技術の向上という共通の目標に向かって切磋琢磨する中で、より深いところで心を通わせることができたように感じています。練習外でも多くの時間を共有し、笑い合う中で、先輩後輩の垣根を越えた特別な絆が築かれ、チームとしての一体感が格段に増したように感じています。
これからは、団体戦に向けての最終調整に入ります。沖縄で得た「小さな変化が大きな成長につながる」という学びを胸に、焦らずに細部を修正していきます。そして、沖縄で築いた強固な絆と、ひとつひとつの小さな思い出が、いつか大きな支えとなりチームを良い方向に導くと信じております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。







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