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活動日誌


空手部への思い
商学部4年 関 右京 この度、4年間所属した空手部を引退することになりました。 今年1年は副将を務め、これまでとは違う視点で部活に関ってきました。ここでは、この4年間で感じたことを簡潔にまとめたいと思います。 まず、入部した1年生の頃は、稽古についていくことだけで精一杯でした。2年生になっても状況は大きく変わらず、毎回の稽古をこなすことで手一杯で、周りを見る余裕はあまりありませんでした。 ただ、経験を重ねるうちに徐々に慣れ、自分の技術面だけでなく、部活全体のことを考える余裕が生まれるようになりました。 これは、自分にとって大きな変化だったと感じています。 4年生になって副将を任されてからは、責任の重さを実感する場面が多くありました。 まずは自分が強くならなければいけない、そしてそれに加えてチームのことを見渡し、一体感を生み出す。これまで考えていなかったことと向き合う1年でした。 部の運営に携わることも多く、気付けば、選手としてだけでなく、組織の一員としてどう動くべきかをよく考えていた気がします。 創部101年目という新たなスタートを担った代として
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17 時間前読了時間: 2分


走馬灯
主務・商学部4年 志村侑悟 まず初めに、平素より多大なるご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。 慶應義塾體育會空手部に関わる全ての皆さまに心より感謝申し上げます。 12月7日の早慶空手定期戦が私の空手人生の最後の試合になります。 引退を前に、私の空手人生を振り返ってみたいと思います。 ここからは、未来の自分への備忘録として、相当な量の自分語りなので、ご了承ください。 (※同期は、この引退ブログを読んで「長すぎる」といじらないように。) ○幼少期 私が空手を始めたのは4歳のときでした。 友人が習っていた空手道場に足を運んだのがきっかけです。その道場が一友会という名門道場だということはこの時はまだ知る由もありませんでした。 父親が、いわば殴り合いが行われている練習風景を前に心配する中、私は耳も貸さずに「やりたい」と言って聞かなかったようです。 ○小学生 しばらくはただの「習い事」という認識に過ぎませんでしたが、小学2年生で初めて出場した東京都大会でベスト16に入賞した際、友人が準優勝し全少出場を決めたことで、全国を意識するよう
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2 日前読了時間: 14分


私の宝物
法学部政治学科4年 徳山 愛乃 平素より大変お世話になっております。 慶應義塾體育會空手部副務の徳山愛乃です。 決して楽とは言えない空手部生活でしたが、気づけばあっという間に引退ブログを書く日を迎えました。 ・幼少期 幼稚舎空手同好会に入ったばかりの頃の稽古 私は小学一年生の冬から、慶應義塾幼稚舎空手同好会に所属しておりました。 初めての寒稽古では、氷のように冷たい床の感触や、先輩方の気迫に圧倒され、強烈な衝撃を受けたことを今でも覚えています。 先輩に付きっきりでご指導いただきながらも、なかなか力強い突きや手刀受けができず、気合いの声も驚くほど小さいままでした。成長しない自分が悔しくて、何度もやめたいと思った時期もありました。それでも続けてこられたのは、OBOGの先輩方や大学生コーチの存在が本当に大きかったからです。OBの先輩方は、まるで孫のように私を大切に育ててくださり、当時の「黒帯を取りたい」という目標も、いつしか私の心を支える原動力になっていました。小学六年生で迎えた最後の進級審査では、黒帯取得という目標はもちろんのこと、何よりも「
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3 日前読了時間: 8分


4年間の集大成、早慶戦に挑む
経済学部4年 島 颯 入部してからの4年間を振り返ると、本当にあっという間だったと感じます。しかし、同時に、この部活で過ごした時間は、かけがえのない濃密な時間でもありました。練習のある日は道着に袖を通し、汗と涙、そしてときに血を流しながら、ひたすら「強くなる」という目的に向かって歩み続けてきました。 入部したばかりの頃は、技のひとつひとつがぎこちなく、上級生たちの気迫に圧倒される毎日でした。それでも一歩でも追いつきたい、一瞬でも多く先輩方と肩を並べたいという思いで、気づけば毎日遅くまで道場に残り練習するようになっていました。技術だけではなく、身体の使い方、試合での駆け引き、そして何より空手家としての姿勢を、先輩方はその背中で示してくれました。気がつけば自分も、誰かに背中を見せる立場へと変わっていました。 その中で、最も大きな試練となったのが、3年次に負った膝の怪我でした。練習中の一瞬の接触、ほんの小さなズレが、大きな痛みにつながりました。「すぐに治るだろう」と楽観的に構えていた僕に突きつけられた診断は、試合はおろか本格的な稽古すら難しいという現実
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3 日前読了時間: 3分


「1は2になる」
最近の出来事を通して、「1は2になる」という言葉を強く実感するようになりました。最初の一歩は小さくても、その一歩が次の一歩を生み、気づけば自分が思いもしなかった場所に立っていることがあります。最初は1しかできなかったことも、挑戦を重ねれば2になり、気づけば自分が想像していたより先へ進んでいる。逆に、一歩を踏み出さなければ何も始まらないまま終わってしまうのです。 業務では、最初は道具の管理ひとつにも時間がかかり、周りの動きに追いつけないこともありました。ですが、部員の動きを見て何が必要かを先回りして考え、試合当日の流れを理解していく中で、自然と行動の幅が広がっていきました。最初は1しかできなかった自分が、気づけば2も3もできるようになる。この積み重ねこそが挑戦の価値なのだと思います。 また、同期や先輩が日々本気で稽古に向き合う姿を見ると、「自分も己と向き合わなければいけない」という気持ちが強くなりました。選手とは立場が違っても、目指す方向は同じであり、自分の人生も挑戦の連続でしか生まれないことに気づかされます。 こうした経験から、「できないこと」は
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11月26日読了時間: 2分


感謝と決意
こんにちは。 学2の西田朱里です。 今年も残り1ヶ月ほどとなり、残された試合は早慶戦のみとなりました。振り返ってみると、今年は男子と一緒に練習する機会が多く、岩本先輩をはじめとした先輩方にたくさん鍛えていただきました。身長差や体格差はありましたが、女子だからといって手加減することなく真正面から向き合ってくださり本当に感謝しています。おかげでフィジカルもメンタルも強くなった気がします。 また、今年は関東団体で初めてサポート側として試合に関わりました。応援席で試合を見守る経験は、自分がコートに立つときとは違う緊張感がありました。それと同時にコートに立つ選手がどれだけ応援されているかを身をもって感じました。そして「やっぱり自分も団体でコートに立ちたい」という気持ちを強く再確認するきっかけにもなりました。 気付けば、もう大学4年間の折り返し地点に立っています。ここから先、個人として、そして団体としてどれだけ結果を残せるか、さらに部員を増やしてより良いチームにしていけるか、改めて自分自身と向き合いながら考え直したいと思います。 あと約2週間後、ついに早慶戦
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11月19日読了時間: 2分


変化
平素より大変お世話になっております。 環境情報学部1年、マネージャーの高橋理緒です。 入部からはや三ヶ月が経ち、マネージャーとしての業務にも徐々に慣れてまいりました。日々の活動を通して学ぶことが多く、責任の重さを実感しております。 秋学期に入り、留学生の入部が増え、新しい仲間が加わったことで部の雰囲気が一層活気づいております。入部手続きを担当させていただく機会もあり、部内の交流の幅が広がっていくことをうれしく感じております。また、まもなく四年生が引退し、新体制へ移行する節目の時期を迎え、部全体の動きが大きく変化していることを実感しています。 さらに、早慶戦に向けた稽古の緊張感が日に日に高まり、部全体が「必ず勝ちたい」という強い思いのもとで練習に取り組んでいることを肌で感じています。集中した空気の中で活動できることに、身の引き締まる思いでおります。 こうした日々の中で、私自身の中でも変化がありました。それが、現在の活動の原動力です。入部当初は、高校時代の同期と全国大会で再会できるかもしれないという気持ちもありましたが、慶應空手部での日々を重ねるうち
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11月16日読了時間: 2分


感謝
平素より大変お世話になっております。 商学部1年志村尚悟です。 関東団体、関東体重別選手権大会が終わり、今期の公式戦は一区切りとなりました。どちらの大会も思うような結果を残せずシーズンが終了しました。特に関東団体は、4年生・3年生の先輩方と組める最後の団体戦であり、どうしても勝ちたい大会でした。自分自身も“このチームで勝ちたい”という強い思いで日々の稽古に臨んできましたが、チームとしては敗退。本当に悔しく、終わった直後はしばらく現実を受け止められませんでした。 4年生には兄もおり、先輩方がこれまで時間をかけて空手に真剣に向き合い、夜遅くまで部のことを考え雑務にまで心を配ってきた姿を、その背中を私は間近で見てきました。だからこそ先輩方を心から尊敬していますし、このチームで一緒に戦えたことを誇りに思います。私は、どんな時も真っすぐに部と仲間に向き合う姿勢を、先輩方から学びました。 同じ時間を過ごしてきた中で今最も強く心の中にあるのは、先輩方への感謝の気持ちと自分がもっと強くなってチームを支えられる存在になりたいという決意です。これから限られた時間
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11月12日読了時間: 2分


信頼される存在を目指して
平素より大変お世話になっております。商学部1年、マネージャーの山田大輝です。 入部してから半年が経ち、少しずつ仕事にも慣れてきた一方で、責任の重さをより強く感じるようになりました。最近では、先輩方から仕事を任せていただく機会も増え、そのたびに「信頼される」ということの意味を考えさせられます。 任された業務を通して感じるのは、信頼とは単に仕事をこなすことではなく、「安心して任せられる存在」であることだということです。小さな確認の漏れや連絡の遅れ、少しの判断ミスがチーム全体に影響を与えることもあり、そのたびに自分の甘さや未熟さを痛感します。ミスを反省する中で、物事を一歩先まで見据えて行動することの大切さを学びました。 また、学連委員としての活動を通しても、多くの気づきを得ています。大会運営や他大学との連携では、部を代表してやり取りを行う機会もあり、一つひとつの言葉や対応に責任が伴うことを実感します。慶應の名前を背負って行動する以上、自分の言動がチーム全体の印象につながるという意識を常に持つようになりました。 マネージャーとしても学連委員としても、まだ
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11月6日読了時間: 2分



