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空手部への思い

  • keiokaratemanager
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

商学部4年 関 右京

この度、4年間所属した空手部を引退することになりました。

今年1年は副将を務め、これまでとは違う視点で部活に関ってきました。ここでは、この4年間で感じたことを簡潔にまとめたいと思います。


まず、入部した1年生の頃は、稽古についていくことだけで精一杯でした。2年生になっても状況は大きく変わらず、毎回の稽古をこなすことで手一杯で、周りを見る余裕はあまりありませんでした。

ただ、経験を重ねるうちに徐々に慣れ、自分の技術面だけでなく、部活全体のことを考える余裕が生まれるようになりました。

これは、自分にとって大きな変化だったと感じています。


4年生になって副将を任されてからは、責任の重さを実感する場面が多くありました。

まずは自分が強くならなければいけない、そしてそれに加えてチームのことを見渡し、一体感を生み出す。これまで考えていなかったことと向き合う1年でした。

部の運営に携わることも多く、気付けば、選手としてだけでなく、組織の一員としてどう動くべきかをよく考えていた気がします。


創部101年目という新たなスタートを担った代として、最後まで目標としてきた結果には届きませんでした。先輩方が築いて来た伝統の中で、自分たちの代として何か示せるものを残したい、この一心でしたが、到底納得いく結果ではありませんでした。

どうしても悔しさが残っています。ただ、その経験も含めて、自分が今後どう行動するかにつながるのだと思います。


私は引退後、OBとして後輩のサポートを続けていきたいと思っています。同じような悔しさを味わってほしくないという思いもありますが、それ以上に、これまで先輩方からいただいたサポートに少しでも恩返しをしたいという気持ちがあります。


自分が選手としてやり切れなかった部分を、OBとしての立場から補います。


最後になりますが、これまでご指導いただいた三田空手会の先輩方、コーチの先輩方に心より感謝いたします。

技術だけでなく、考え方や姿勢など、多くのことを教えていただきました。

また、どんな時でも応援し続けてくれた家族にも感謝しています。部活を続ける上で、精神的にも大きな支えとなっていました。

4年間の活動を通して得た経験は、空手だけでなく今後の人生にも活かせるものだと確信しています。

多くの方に支えられて続けてこられたことを忘れず、今後は支える側として、空手部関わり続けてまいります。


慶應義塾體育會空手部副将 関右京

 
 
 

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